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反応熱

今回は、反応熱について。

 

化学反応が起こると、
熱が発生することがあります。

化学反応で出る熱を反応熱と言います。

 

反応熱の大きさは
ジュール(J)で表します。

Jはエネルギーの単位です。

 

参考
エネルギー

 

熱は、熱エネルギーなので
エネルギーの単位で表します。

 

例えば、水素と酸素が反応して
1molの水ができた時には
286kJ(キロジュール)の熱エネルギーが出ます。

 

反応熱は、注目する物質1molあたりの値です。
1molです!
間違えないでください。

 

水が2molできたら反応熱は
2倍の572kJになります。

 

さらに詳しい説明

 

水素と酸素は、反応しやすい物質です。

 

化学的に不安定ということです。
つまり化学エネルギーが大きいということ。

なので、安定な水になろうとします。

 

水素、酸素 不安定 化学エネルギー大

水 安定 化学エネルギー小

 

水素と酸素が反応して
水になるとエネルギーが小さくなります。

 

じゃあ、その差分のエネルギーは
どこにいってしまったのか。

 

実はそれが熱エネルギー(反応熱)
として放出されるんです。

 

化学反応が起きて
安定な物質になる(エネルギーが下がる)と
下がった分のエネルギーは
熱として放出されるということです。

ものが燃えるときも同じです。

 

例えば、炭素が燃えると
安定な二酸化炭素になります。

 

そして熱エネルギーが放出される。
(燃焼の場合は光エネルギーも出ます)

 

熱エネルギーと光エネルギーを
放出して安定な物質になるのが燃焼です。

 

反応熱とは、
不安定な物質に
閉じ込められていたエネルギーが
熱として外に出たものなんです。

 

それでは、今回はこれで終わります。

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